
・キーワードの選び方ってどーやるの?
・どんなキーワード選べばいいの?
こんな疑問を解決します。
本記事の内容
- キーワードは検索ユーザーの悩み
- キーワード選定におけるツールの使い方
- ロングテールキーワードの重要性
ブログにおいてSEO対策の1つでもある『キーワードの選び方』は、超重要です。
キーワード選びは収益に直結しますので、キーワード選びをせず書きたいことを書いてるだけのブログでは何年かけても稼ぐことは100%できないといってもいいレベルです。
今回は、ブログにおけるキーワードの重要性とキーワードの選び方について解説します。
なので、本記事を読むことで、キーワードを理解できブログ初心者でも簡単にSEO対策を覚えることができます!
目次
1.ブログにおける「キーワード」とその重要性
1-1.ブログのキーワードとは?
ブログを始めれば必ず出てくるキーワードという単語ですが、キーワードは『検索ユーザーの悩み』をあらわしたものです。
例えば、あたなが外国の映画でおすすめの作品を探しているとしましょう。そのときに、パソコン又はスマホから【洋画 おすすめ 映画】でGoogleやYahooの検索エンジンに打ち込んで探すかと思います。
このように、ブログのキーワードは『ユーザーの悩み、知りたいこと』が単語となって表現されることをいいます。
1-2.キーワードの重要性
ブログのキーワードは検索ユーザーのニーズに答えるための手段として、とても重要です。
そして、『キーワード』は検索ユーザーとGoogle2つの視点から考えることで、非常に重要だと分かりますので、解説していきます。
①【検索ユーザー】キーワードの重要性
キーワードがなんで検索ユーザーにとっても重要なのか?それは、検索ユーザーが悩みの答えを知りたいからです。
当たり前の話ですが、検索ユーザーは悩みや調べたい情報を知りたいがために、キーワードとなる単語を検索エンジンに打ち込んで調べます。
さきほど例で出した【洋画 おすすめ 映画】というキーワードで考えてみましょう。
外国の映画でおすすめの作品を探すためにキーワードを打ち込んで検索した結果が、全く違う答えしか表示されなかったらどうだろう。

②【Google】キーワードの重要性
GoogleがなぜキーワードをSEOにも影響するよう重要視しているのかは、検索ユーザーである読者を一番に考えているからです。
その理由は、Googleの仕組みから考えると分かりますが、まずGoogleという検索エンジンって誰でも無料で使うことができますよね?
Googleは検索エンジンを無料で使ってもらうことで、多くの顧客ニーズを集めることに成功しています。
なので、みんなが利用している検索エンジンを土台にして、広告をつけることで多大な広告費を得ています。
Googleとしては、検索エンジンを使われなければ広告も表示されないため、利益も減るという結果になります。
そのため、ユーザーのニーズにどんぴしゃな答えを提供できるような検索エンジンにしている。

【まとめ】キーワードの重要性
Googleと検索ユーザーの2つの視点からまとめると、キーワードの重要性は、
『検索ユーザーのニーズを分析し、ニーズに対する答えを用意する』
これをしっかり提供できているブログは、おのずと検索結果の上位に反映される結果となるということ。
2.ブログのキーワードの選び方
次はキーワードの選び方についての解説をしていきます。
キーワードの選定には無料のツールをいくつか使いますので、キーワード選定に慣れるまでは、この記事を見ながら実践していってください。
キーワードの選び方の手順
- ブログ記事にしたいキーワードを「関連キーワード取得ツール」で抽出
- Googleのキーワードプランナーでキーワードの検索ボリュームを抽出
- 検索ユーザーのターゲットとなるブログのキーワードを選定する
- キーワードを軸にブログのカテゴリーを決める
- ブログ記事のテーマを決める
ブログ初心者であれば、自分がどんなブログ記事を書きたいのか事前に考えておくとスムーズに進めます。
2-1.ブログ記事にしたいキーワードを「関連キーワード取得ツール」で抽出
まず最初にブログを書くためのキーワードを取得します。
キーワード選定で使用するツールは、ネット上に色々ありますがここで使用する関連キーワード取得ツールは無料で使えます。なので今回はこちらを使って解説していきます。
今回は例として、『副業に関するブログ運営』を前提にキーワードを選んでいきます。
関連キーワード取得ツールの使い方
①関連キーワード取得ツールにアクセスし、キーワードである『副業』と入力し検索開始をクリック。
②「副業」に関連するキーワード一覧が表示されます。
③赤枠部の一覧に【副業 ○○】で始まる全キーワードがまとまっているので、全て選択してコピーします。
カーソルを先頭にもっていき、キーボードのshift+ctrl+↓で全選択されるので、ctrl+Cでコピーします

2-2.Googleのキーワードプランナーでキーワードの検索ボリュームを抽出
次は【副業 ○○】の全キーワードの検索ボリュームを抽出するので「Googleキーワドプランナー」を開きます
キーワードプランナーはGoogle 広告(広告出稿サービス)というGoogleが提供するツールの1つです。
使用するには、登録する必要があるのでこちらから登録しておきましょう!
キーワードプランナーの登録はこちら
Google広告には無料と有料のサービスがあるので、どちらか選んでからの利用になりますが、無料の方で問題ありません。
というのも、Google広告内で使用するキーワードプランナーが優秀過ぎるので、キーワード選定において無料でも十分すぎるくらいです。
ちなみに無料と有料での違いは下記の通り。
- 無料:検索ボリューム数の幅が大きい(検索数が1~100などの表示)
- 有料:検索ボリューム数が正確
違いは、検索できるキーワードがざっくりか正確かの検索ボリューム数の違いが無料と有料で変わってきます。
有料を使わなくても、後に説明するキーワード検索ツール『ubersuggest』でも検索することができます。
Googleキーワードプランナーの使い方
それでは早速、Googleキーワードプランナーを使っていきます。
①Google広告の登録が完了したら、上記メニューの『ツールと設定』をクリック。
②プランニングタブにあるキーワードプランナーをクリック。
③画面が切り替わったら右の『検索のボリュームと予測のデータを確認する』を選択。
④関連キーワード取得ツールでコピーした【副業 ○○】の全キーワードを貼り付け、右下の開始するをクリック。
一番上の【副業】のキーワードではブログ記事を狙わないので、削除しておこう!
⑤検索ボリュームが表示されたら、過去の指標をクリック。
⑥「月間平均検索ボリューム」が表示されるので、【副業 ○○】というキーワードの検索ボリュームが分かります。
この検索ボリュームのサーチ結果は、csv形式でダウンロードが可能なので、ダウンロードをしておきます。
⑦右のfa-downloadボタンをクリックし、プランの過去の指標(.csv)を選択。
⑧ダウンロードした.csvをエクセルで編集(並び方・不要な項目の削除)することで見やすく、管理しやすくなります。
ここまででGoogleキーワードプランナーを使ったキーワードの検索ボリュームの抽出は終わりです。
でもここからが重要で、さきほどまで解説してきた抽出方法はGoogle広告の無料を使った方法です。
しかし、検索ボリュームの幅が大きいので、もう少し正確に知りたい方は、次のubersuggestを使って調べていきます。
2-3.ubersuggestを使ってキーワードの検索ボリュームを調べる
キーワード選定において、Googleキーワードプランナーに並ぶくらい役に立つツールがubersuggest(ウーバーサジェスト)です。
①まずはubersuggestを開き、検索窓にキーワード【副業】を入力します。
②検索結果が表示されたら、画面の真ん中にある『キーワード候補を全て見る』をクリック。
③画面が切り替わるので、csv出力をクリック。
csvファイルが出力されるので、出力したファイルをエクセルで開きましょう!
キーワードの確認だけであれば、csvファイルを使用せずubersuggestの画面上だけで十分です。
ですが、キーワードを検索ボリューム毎に並べたい場合や編集が必要なときは、エクセルの方が便利なのでcsvファイルを使いましょう。
2-4.検索ユーザーのターゲットとなるブログのキーワードを選定する
Googleキーワードプランナーもしくはubersuggestからキーワードを抽出したら、次はブログ記事となるキーワードを選んでいきます。
選び方のポイント
- ユーザーの検索ニーズ
- 検索ボリューム
検索ボリューム数の数値は高いほど検索されているので、需要があるということ。当然ですが、『需要がある=ライバルが多い』となります。
なので、最初の攻め方としては【副業 ○○ △△】のようにロングテールキーワードとよばれる3語キーワードのものを選び記事を書いていきます。
ロングテールキーワードで集客をし検索ユーザーを集め、最終的には収益記事への導線を作ります。ロングテールキーワードについては、記事の最後に解説するので、まずは本内容であるキーワードの選び方を一通り説明します。
キーワードの選び方ですが、検索ボリュームが2ケタのキーワードだと検索上位を取れたとしてもニーズが少ないためPV数はなかなか増えません。
少なくても検索ボリュームが100以上のキーワードを選びましょう。
キーワードからユーザーのニーズを読み解く
勉強ついでに上の表をもとに、キーワードから検索ユーザーがどんなことに悩んでいるのかのニーズを考えてみましょう!
キーワード | 検索ニーズ | 記事テーマ |
1.【副業 おすすめ】 | ・収入を増やしたいから自分に合う副業を知りたい ・スキルがなくても出来る副業が知りたい | ・副業のまとめ記事 ・おすすめの副業の比較 |
2.【副業 在宅】 | ・家にいながら出来る副業が知りたい ・在宅で副業するメリット・デメリットは? | ・在宅可能な副業のまとめ記事 ・在宅副業のメリット・デメリット |
3.【副業 バレ ない】 | ・副業をしても会社にバレないのか知りたい ・副業で会社にバレない方法を知りたい ・バレない副業があるのか知りたい | ・会社にバレない仕組みとは?バレたらどうなる? ・会社にバレない方法 ・バレない副業のまとめ記事 |
14.【副業 ブログ】 | ・副業でブログを始めたらいくら稼げるのか ・ブログで稼げるまでの期間が知りたい ・ブログで稼ぐコツがあるのか知りたい | ・ブログで稼いでる人の収益まとめ ・ブログで稼げるまでの期間 ・稼ぐコツのまとめ記事 |
いくつのキーワードで、検索ニーズとニーズに対する記事テーマをざっと考えてみましたが、だいたいは上のようなイメージになると思います。
キーワードの選び方は、『検索ユーザーのニーズを先回りで考えて、知りたいであろう答えをコンテンツとして用意する』ことが重要です。
「競合性」はどれを狙えばいいのか?
結論、競合性は『低』を狙いましょう。
競合性というのは、そのキーワードにはライバルがいっぱいいるというわけではありません。Google広告において広告を出稿している広告主がどの程度いるかを表しています。
簡単にいってしまうと競合性が『高』のキーワードは、そのキーワードに注目した企業が多くのお金と人を使ってSEO対策をしたコンテンツです。コンテンツの質が高いため、自然と上位表示されるのが実情になっています。
なので、SEOからも見ても強いライバルサイトになるので、競合性は『低』を狙うのがベターというわけです。
上の例で、もし【副業 ○○】でブログ記事を作成するのであれば、検索ボリュームと競合性を考えると【副業 ブログ】が狙えるかなと思います。
3.キーワードを軸にブログのカテゴリーを決める
ブログ記事の核となるキーワードを選んだら、次はカテゴリーを決めます。
カテゴリーは、検索ユーザーが情報を探しやすくなるためにとても重要になってきます。カテゴリーを設定することで、ブログ内の回遊を高めSEOを強くします。
Googleがブログのページを認知するために「クローラー」とよばれるロボットがリンクを辿って巡回しています。
なので、サイト構造の一部であるカテゴリーを設定するとクローラーが巡回しやすくなるのでSEO対策としても重要です。
上の図は、サイト構造をイメージしたものなので名目は例として出しています。
この例でいうと、カテゴリーは緑色の『ブログ』『プログラミング』『家事代行』の3つになります。サイト構造は、トップページ・カテゴリー・個別記事の3層になっており一般的なサイト構造です。
このサイト構造をイメージしながら、カテゴリーを決めていきます。
上のキーワード【副業 ○○】でカテゴリー分けをしましたが、大きく3つに分かれるかなと。
- 副業まとめ・・・副業の一覧をまとめた情報が知りたい
- 副業のコツ・・・税金対策や副業をしてもバレないのか知りたい
- 在宅でできる副業・・・家にいながら出来るおすすめの副業が知りたい
カテゴリー分けに重要なのは、『検索ユーザーが情報を探しやすいように、論理的に情報を分けること』です。
2-5.ブログ記事のテーマを決める
カテゴリーまで決まったら、いよいよラストの記事テーマを決めていきます。
重要なのは、『キーワードから検索ユーザーのニーズを読み取り、答えを記事テーマにする』ですがが、最初は自分なりに考えて記事テーマを決めてみましょう。
考えてもテーマが何も浮かばないという人は、記事にしたいキーワードを検索エンジンに実際、入力して調べてみると良いです。
そこで上位表示されている記事は、検索ユーザーの知りたい答えが書いてあり、コンテンツの質が高いため上位表示(SEO対策)されています。
なので、上位記事の丸パクリは絶対ダメですが、記事テーマや構成を参考にして+@(アルファ)で自分の意見を入れてみましょう。

3.【超重要】ロングテールキーワードとは?
上のキーワード選定でも少し触れたロングテールキーワードですが、スモールキーワードとも呼ばれています。
一般的な定義は、
- 【副業 ○○ △△】のようなキーワードを複合したもの(3語キーワード)
- 月間の検索ボリュームが1,000以下のキーワード
上記2つを指したキーワードのことをいいます。
※人によっては、検索ボリュームが500以下と定義する人もいます
3-1.ロングテールキーワードの重要性
検索ボリュームが多くないのに、なぜロングテールキーワードが超重要なのかを解説していきます。
①競合が少ないので、上位表示が狙いやすい
ロングテールキーワードは上の定義のように、複数のキーワードを掛け合わせており検索回数が多くありません。
検索回数が多くないということは、競合するライバルが少ないので上位表示が狙いやすいキーワードでもあります。
②検索ユーザーのニーズが分かりやすいので、記事が書きやすい
ロングテールキーワードは複数のキーワードが成り立っているので、ユーザーの求めている情報が分かりやすいです。
実際のキーワードで説明した方がイメージわくと思うので、上の副業のキーワードで見てみましょう!
上のキーワードだと、3語になっているものが少ないですが、検索ボリュームが”390”の【副業 60万 税金】というキーワードで解説します。
このキーワードの検索ニーズは、おそらく『副業で60万の収入を得たら税金はいくら払うのか知りたい』と推測できます。
なので答えは、所得税や住民税を計算して、払う税金を教えてあげることです。
③成約につながる可能性が高い
②と同様に、ロングテールキーワードは複数のキーワードが成り立っているので、ユーザーの求めていることが情報が分かりやすいです。
分かりやすくするために、上の例でキーワードを作ってみると【副業 イラスト 初心者】というキーワードがあったとします。
このキーワードの検索ニーズは、『初心者でも副業をしてイラストで稼げる方法を知りたい』と推測できます。
なので答えは、イラストが販売できるサービスを紹介することです。
3-2.ロングテールキーワードから成約させる方法
ロングテールキーワードの重要性が分かったところで、次はロングテールキーワードから収益につなげるために成約させる方法を解説します。
キーワードは【副業 イラスト 初心者】を使って、下の記事タイトルは仮で作っています。
- 集客用記事:タイトル『【初心者向け】イラストで副業をして稼ぐには?』ロングテールキーワード
- 収益用記事:タイトル『【保存版】○○○○の登録方法と使い方を徹底解説』
①まず前提として、成約してもらうためには収益用記事を1つ作成しておく必要があります。
収益用の記事であるサービスを解説した記事を1つ作成し、その記事にサービスに登録してもらうためのアフィリエイトのリンクを貼っておきます。
②集客用記事と収益用記事の2記事が作成できたら、集客用記事に内部リンクとして収益用記事のリンクを貼ります。
ここでの目的は、ロングテールキーワードで作成した記事を収益用の記事に読者を流入させて、サービスに登録してもらうためです。
この導線をつくることで、内部リンクを活かしロングテールキーワードの記事を見た検索ユーザーが自然と収益用記事に流れて、サービスの登録へと導くことができます。
【最後に】キーワードの選び方以前に記事にしたいキーワードが分からない方へ!
今回はブログで稼ぐためのキーワードの選び方とツールの使い方など解説しました。
ですが、そもそもとしてキーワードの選び方以前にブログ記事にしたいキーワードが思いつかない方へアドバイスを1つ。
それは、『自身の経験に関することもしくは、3年以上続けていること』からキーワードを探しましょう!
その理由は、稼げるからといって知識ゼロから書くキーワードより、自分が経験した内容のキーワードの方が確実に書きやすいからです。
自分が経験しているということは、多少なりその分野に知識があるということです。
3年以上続けていることがあればなお良しで、知識の他にもノウハウやアドバイスができるほどその分野のことを分かっているハズです。
自分の経験であれば、おそらくスラスラと記事が書くことができるので、キーワードの選び方についてもスムーズにいくかと。
なので、ブログ記事のネタ(キーワード選定)で困ったら、自分の経験にもとづいた記事を書いてみよう!