自宅でできる消臭対策

足が臭いのは靴下の選び方が間違っている?!臭わない素材とは?

こんにちは、まさです。

サラリーマンや主婦のみなさん、靴下を買うときに何を基準にして選んでますか?

デザイン・値段の安さはもちろんですが、自分の足や旦那の足ががちょっとでも臭いと感じているのであれば、

抗菌加工

速乾性

通気性バツグン

パッケージに書いてある靴下をついつい買った経験無いですか?

足が臭くなるのは、足そのものにも原因がありますが、実は靴下にも臭くなる原因があるのです!

なので、間違った靴下選びをすると、

洗っても洗っても履いた後は、ずっと靴下から酸っぱい臭いがする」なんてことにもなりかねません。

そこで今回は、靴下の臭わない素材の選び方について解説していきます。

 

私と同じように「靴下が臭い!」という男性は、この記事で紹介する素材選びを参考にして選び直してみてはどうでしょうか。

靴下の素材を変えるだけで、臭いがしなくなるかもしれませんよ( ゚Д゚)

この記事のポイント

  1. 足の臭いの原因は化学繊維
  2. 臭いを発生させないために天然素材が不可欠

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1.臭くなるのは化学繊維のせい?

男性に1つ聞きたいのですが、最初に説明した、

抗菌加工

速乾性

通気性バツグン

などこれらの靴下を買って臭いが消えたという実感ってありましたか?

通気性を良くしたメッシュ生地で生地が薄い分、涼しいって実感はあると思いますが、臭いに関しては「え?他の靴下と変わらない」って方が多いでしょう。

その理由は、化学繊維が配合されているからなのです。

では、化学繊維が臭いにどう関係しているのか詳しく見ていきましょう。

1-1.靴下の化学繊維とは?

Chemical fiber

そもそも化学繊維とは天然な繊維と違って、化学的手段をつかって人工的に作られた繊維です。

化学繊維といっても、大きく4つの繊維で分類されます。

化学繊維の種類

  1. 合成繊維
  2. 半合成繊維
  3. 再生繊維
  4. 無機繊維

洋服や靴下など衣類で使用されているものが合成繊維ですが、合成繊維の中には、

ナイロン

ポリエステル

ポリウレタン

アクリル

がありメリット・デメリットがあるので、もう少し深堀していきましょう。

1-2.合成繊維の特徴

靴下でよく使用されている合成繊維ですが、メリット・デメリットが存在します。

メリット

  • 強度が強く、しわになりにく
  • 洗濯を繰り返しても丈夫

デメリット

  • 吸湿、吸水性が低い

このように、長期間で使用できる反面、吸水性が低いため汗を吸収してくれません。

足の裏は、手の平・ワキの下と同じように汗腺と呼ばれる汗を出す腺が密集しており、汗をかきやすい場所です。

汗をかきやすいのに毎日履く靴下が、足の裏の汗を吸収してくれないってかなり致命的だよねw
masa
まさ

2.市販の化学繊維配合の靴下とは?

化学繊維が入ってることで、汗を吸収せず足の臭いの原因となることが分かりました。

ですが、靴下を買うときに、

ポリエステルが50%だからやめよう

ポリエステルが10%だから大丈夫かな

とか、素材の構成率を悩んで買うことってまぁないですよね。

では、市販の靴下がどれほど化学繊維が入っているのか素材を見てみましょう。

こちらの2つは、某スポーツ用品メーカーの靴下で、メッシュ生地のショートソックスです。

【靴下①】

  • 綿 35%
  • ポリエステル 65%

【靴下②】

  • 綿 28%
  • ポリエステル 70%
  • ポリウレタン 2%

どちらも半分以上の割合で化学繊維が使われており、足の臭いを無くしたいなら買っちゃいけない素材構成の靴下です。

いくらデザインが良いからといって、機能性を落としてまで履くかって言われれば、ちょっと微妙だよね
masa
まさ

 

プライベートで良い関係になっている女性との長時間デートを想像してみてください。

靴を脱いで家に上がった際にあまりの足の臭さにドン引きされて、良い関係がオワタ(;´Д`)なんてことにならないようにしたいですよねw

 

無題
うちのネコ
じゃ、どんな素材の靴下を履けばいいの?

結論、臭いを発生させないためのオススメの靴下は、天然素材が100%のものです。

3.天然素材の靴下とは?

靴下で使用されている天然素材はこちらの4種類です。

  1. 綿
  2. シルク
  3. ウール

どの素材も聞いたことあるものだと思います。

4種類とも吸水性に優れているので、臭いの原因となっている汗を吸収します。

それぞれの素材で吸水性以外の特徴もあるので、見ていきましょう。

3-1.機能面で優秀な「綿」

Cotton

綿繊維(コットン)は機能性が優れているので、多くの衣料品で使用されているのが特徴です。

綿(コットン)の特徴

通気性が良い

肌触りが良い

染色性が良い

強くて丈夫なうえに濡れると強度が増す

コストが安い

女性であれば、化粧水とセットで使うであろうコットンは身近な存在ですよね。

多くのメリットがある綿繊維ですが、1つデメリットもあります。

それは、繊維自体が縮みやすいのでシワになりやすいことです。

ですが、Tシャツやワイシャツなど、洋服のシワは気になりますが、靴下のシワであればそこまで気にする必要はないでしょう。

3-2.吸水性が抜群の「麻」

hemp

麻繊維は吸湿・吸水性に優れており繊維が伸びにくく硬いのが特徴です。

麻の特徴

通気性が良い

放湿性が良い

涼感があり爽やか

強くて丈夫なうえに濡れると強度が増す

放湿性が良いので、吸い取った水分を素早く外に逃がします。なので、カビや雑菌の繁殖も抑えてくれるという効果もあります。

ですが、麻繊維のデメリットは、「シワになりやすい」「色落ちしやすい」という2つの点です。

  1. 硬い繊維ゆえにシワになりやすい
  2. 染料が浸透しにくく染まりづらいことで色落ちしやすい

足が臭くなる夏場の時期には最高の靴下ですが、「綿繊維」に比べてコスパと種類の豊富さでは負けます。

靴下にこだわりたい!という方向けって感じですね!

3-3.美しい光沢で高級感の「シルク」

silk

シルク繊維は綿より優れた吸水・吸湿性があり、気品のある光沢をもっているのが特徴です。

シルクの特徴

上品な光沢

放湿性が良い

温度に影響されにくい

静電気が起きにくい

紫外線を90%カット

シルク繊維は断面が三角形をしているので、光を当てると美しい光沢となって反射します。

その美しい光沢によりブラウスや着物など、高級衣料品に使用されています。

機能面に関しては、綿や麻にはない「静電気が起きにくい」「紫外線カット」と生活するうえで十分な機能が備わっています。

ですが、シルク繊維のデメリットは、繊維が細く薄いので繊細なため、摩擦に弱いという点です。

強くこすったり、何度も生地に負荷を与えると、生地が傷んでヨレの原因となってしまいます。

 

足の裏というのは人の体重を支えており、特に負担がかかる場所です。

負担がかかれば生地が傷んでしまうので、仕事で長時間履くというよりは、プライベートで使用したい靴下ですね!

3-4.保湿と伸縮性に優れた「ウール」

wool

ウール繊維は、毛が絡み合っているので保湿効果が高く伸縮性が良いのが特徴です。

ウールの特徴

伸縮性が良い

吸湿性が良い

熱伝導率が低い

型くずれしにくい

色落ちしにくい

ご存知の方も多いと思いますがウールとは『羊毛』のことです。

羊の毛って見ると縮れていて、「もふもふしてめっちゃあったかそーって思いますよねw

その縮れた毛が多くの空気を含んで、保湿効果を生みます。

また、熱伝導率が低いので「冬は暖かく、夏は涼しい」といった、良いとこ取りの素材です。

ですが、ウール繊維のデメリット、「毛玉ができやすい」「フェルト化する」という2つの点です。

  1. 繊維が人の髪の毛のように、ウロコ状になっているのでからみやすく毛玉になりやすい
  2. 水を含んだ状態でもみ合わせると、縮んで硬くなります。

とはいえ、暖かい素材なので足の冷え性対策にはオススメの靴下す。

4.天然素材まとめ

靴下で使用される4つの天然素材を解説しましたが、共通するのは、

吸水性

吸湿性

足の裏の汗が原因で臭くなるので、こちらの2つの効果が足の臭い対策ではかかせないポイントです。

吸水性と吸湿性に加え、放湿性」を取り入れればカビや雑菌の繁殖も抑えることができます。

最初に天然素材100%を試すなら、コストが安い「綿」がオススメ!
masa
まさ

コスト(値段)はこのように、

綿 < 麻 < ウール < シルク

綿が一番安く、シルクが一番高いといった相場になっています。

機能面だけなら綿でも十分ですが、見た目も気にしたいという方は、シルクがいいでしょう。

5.まとめ:足が臭いのは化学繊維の靴下をはいているから!

今回は、足が臭わない靴下の素材選びについて解説しました。

足が臭いという方は、化学繊維が配合されている靴下を履いているのではないでしょうか?

臭いを発生させないために、ナイロンやポリエステルなどの化学繊維が配合されているものではなく、天然繊維100%の素材を選ぶことが不可欠です。

なにより重要なのは、靴下で足の裏の汗や靴の中の蒸れを吸収させることです。

足の臭いが気になるようであれば、天然繊維100%の靴下に変えてみてどうでしょうか。

 

それでは(*‘ω‘ *)

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