こんにちは、32歳でちらほら白髪が生えてるまさです(;´Д`)
それは、ある日のことで嫁から、




ガチで白髪があってさすがにショックが隠しきれなかったですねwww
白髪なんて50代のオヤジしかイメージなかったから、「えっ!まだそんな域に達してないけど!?」ってめっちゃ焦りました。
同年代の友達でも白髪生えてるやつがいて、「苦労してんなー」って他人事のように思っていた自分にもまさかその時がくるとは( 一一)
さすがに白髪を放っておくわけにはいかず、このままじゃまずいと思い、
- 白髪のメカニズムってなんなの?
- 何か白髪対策はないのか?
- 白髪いやぁぁぁぁー
って感じで、色々調べ分かってきたことがいくつかあるので、私と同じ白髪に悩んでいる人の参考になればと思っています。
この記事のポイント
白髪抜くとハゲるのはホントかウソか
白髪の3つの原因
白髪予防の3つの対策
1.白髪はなぜ生える?
白髪には『メラニン』という色素が関係しています。
美白を心掛けている女性にとっては、嫌われがちなメラニンですが、髪にとっては非常に大切な役割をもっています。
そもそもメラニンというのは、肌や髪などの色を黒く色づける色素なので、メラニンをもっていない肌や髪は、白い毛として生えてくるというわけです。
メラニンは、肌の表皮にあるメラノサイトという細胞から作られますが、メラノサイトの機能が低下してくると、黒く色づけするメラニンが生まれません。
その結果、黒い毛が生えず、髪の毛であれば白髪しか生えてこないことになります。
2.白髪を抜いたらもっと増えるはウソ?!
「白髪を抜いたらもっと増える!」ってめっちゃよく聞きません?
しかし、結論からいうと増えないし減りもしません。
白髪が生えるメカニズムは、メラニンをつくりだすメラノサイトの機能低下によるものだと説明しましたが、白髪を抜くことで毛穴のメラノサイトに影響が出るってことはないからです。
3.白髪を抜いてはいけない理由とは?
白髪を抜いてはいけない理由とは、それは、
『毛が生えてこなくなる可能性がある』ということです。
白髪に限ったことではないですが、すべての毛は毛乳頭から生えてきますが、毛乳頭は様々な栄養を毛に送ることで毛を成長させる役割があります。
毛乳頭が機能している間は、毛を抜いたとしても生え続けますが、毛を抜くことで毛乳頭が傷つき組織が破壊され機能しなくなると毛が生えてこなくなってしまいます。

毛には『毛周期』とよばれる毛が生え変わるサイクルがありますので、何度も脱毛する理由は、レーザーによって毛乳頭と周辺の細胞を徐々に破壊することで毛を生えなくする方法です。
なので、自分で白髪を抜くくらいでは、そう簡単には毛乳頭が破壊することはありませんが、多少なり傷はついてしまいます。
何度も何度も白髪を抜くことで『毛が生えてこなくなる可能性がある』というのは覚えておいてなるべく、白髪を見つけても抜かずに根本から切っちゃいましょう!
ちなみに、抜いたところで次に生えてくるのは、かなり高い確率でまた白髪です。
その理由は、次に説明する白髪の3つの原因である生活習慣が大きく影響しており、生活習慣の環境がガラッと変わらないかぎりは、そのまま白髪が生えてきます。
4.白髪の3つの原因
白髪が生えるメカニズムは、メラニンをつくりだすメラノサイト細胞の機能低下ということが分かりましたが、何故、メラノサイトの機能が低下してくるのか。
そこには3つの原因が考えられますので、じっくりみていきましょう。
原因①加齢による老化
一番大きな原因とされているのは、老化により白髪が生えてくることです。
人は、加齢とともにあらゆる細胞が老化し始めます。メラノサイトの機能低下もやはり老化においては避けては通れない道です。
ですが、「歳の割には全然若いよねー!」って方もいるのは事実ですよね。老化のスピードは、乱れた食生活・喫煙・飲酒・運動不足などが大きく影響し、老化を早めます。
原因②精神的ストレス
社会人であれば誰もがストレスを感じたことはあるのではないでしょうか?
ストレス状態にあると血管が収縮して血行が悪くなります。
血行が悪くなると自律神経が乱れ、自律神経の乱れはメラノサイトの機能低下に大きく影響しますので、白髪が生える原因となるのです。
原因③睡眠不足
意外かもしれませんが睡眠も白髪が生えるのと関係しています。
精神的ストレスで少し触れた自律神経ですが、交感神経と副交感神経という自律神経が睡眠と深い関りがあります。
交感神経と副交感神経の役割ですが、ざっくり説明すると、
交感神経:日中に活動する緊張感を保つ自律神経
副交感神経:夜間に活動するリラックス状態の自律神経
この2つの神経は、どちらか一方が活動するともう一方は抑制することでバランスを取っています。
副交感神経には、血管を拡張させホルモンの分泌を増加させる働きがあるので、十分に睡眠が取れている場合、副交感神経が優位にたちリラックス状態となります。
逆に交感神経が優位になってしまうと、リラックスできず緊張状態が続いてしまう為、ストレスを感じてしまう状況です。ストレス状態だと血管を収縮させ血行が悪くなるので、結果としてメラノサイトの機能低下に影響します。
老化・ストレス・睡眠不足の3つの原因の他に「白髪も遺伝の影響」と言っている方もいますが、遺伝が影響しているというのは、まだ科学的に証明されていないのでなんともいえません。
5.白髪予防の3つの対策
白髪が生える3つの原因がざっくり分かったので、今度は白髪を予防するための対策を打っていきましょう!
対策①バランスの良い食事と適度な運動
髪の約80%以上は、ケラチンとよばれるタンパク質でできており、体内で生成できない必須アミノ酸の一つです。
白髪対策には、タンパク質を中心とした食事にミネラル・ビタミンを取り入れたバランスの良い食事がかなり重要です。
それでは、髪に効果的で食材ごとに含まれる栄養素とその役割についてまとめたのでみていきましょう。
↓白髪対策にかかせない栄養素がこちら!
栄養素 | 役割 | 含まれる食品 |
タンパク質 |
アミノ酸の一種でメラニン色素の材料にはかかせない「チロシン」は必要不可欠。 ケラチンが不足すると髪にハリ・コシがなくなる。 |
卵、チーズ、大豆、青魚、ナッツ |
銅 | チロシンをメラニン色素に変える「チロシナーゼ」という酵素が必要で、銅がないと機能しない。 | レバー、イカ、タコ、ナッツ類 |
カルシウム | メラノサイトの機能低下を抑制させる。 | 牛乳、チーズ、大豆、小魚 |
亜鉛 | タンパク質を合成するので吸収を高める。 | 牡蠣(かき)、レバー、うなぎ |
鉄分 |
血液中のヘモグロビンの生成にはかかせない成分で血行を良くする。 |
赤身肉、レバー、ひじき、貝類 |
ビタミンB群 (B2/B6/B12) |
ケラチンの構成にかかせないビタミンで、タンパク質の吸収を高め細胞の新陳代謝を促進させる。 |
レバー、うなぎ、まぐろ、さんま、牡蠣 |
ビタミンC |
結合タンパク質であるコラーゲンの生成に必須。 抗酸化作用もあるので、老化対策にも期待できる。 |
アセロラ、グァバ、青汁 |
ビタミンE |
血管を健康に保つので血行を良くする。 抗酸化作用もあるので、老化対策にも期待できる。 |
ナッツ類、大豆、胚芽油、うなぎ |
ミネラル・ビタミンには、タンパク質をむだなく吸収して髪の栄養をサポートするバックアップ的な役割をもっています。
食生活で白髪対策するためには、タンパク質+ミネラル・ビタミンが必須ともいえるレベルでとても重要なので、これらの栄養素をしっかり取り入れて白髪対策をしましょう!
インスタント食品やジャンクフードは、極力控えましょう!(脂質を取りすぎることで、中性脂肪が高くなり血液がドロドロだと頭皮に栄養が送られにくい状態となってしまいます)
バランスの良い食事に加えて是非、一緒に取り入れてもらいたいのが運動をすることです。
適度な運動をすることで筋肉に溜まる乳酸が『成長ホルモン』の分泌を促進する作用があるのです。成長ホルモンの分泌量は、子供の思春期で100%のピークを迎え、成人になった時には50%以下になり、成人以降は徐々に減っていくとされています。
このように成長ホルモンは、”思春期に活躍するもの”と思いがちですが、実は、
成長ホルモンの効果
- 薄毛、脱毛を引き起こすDHT(ジヒドロテストステロン)の発生を抑制させる。
- 血行を促進させ新陳代謝を活発にする。
に加え、老化のスピードを遅らせる働きもしてくれます。
対策②十分な睡眠を心掛ける
睡眠中に分泌される成長ホルモンなので、睡眠不足により成長ホルモンの分泌量が少なくなってしまいます。22時~2時までの4時間の間が、成長ホルモンが最も多く分泌するとされています。
忙しい社会人にとって22時で寝るのは、なかなか難しいですので、
睡眠の質を高め、リラックス状態を最大にするため、より自分にあった枕を選ぶ
休日は、長めに睡眠時間をとる
良質な睡眠を取り、なるべく睡眠時間を多くとれるよう心掛けることで、成長ホルモンの分泌を最大限にしましょう。
それと、もう一つ注意したい点が、寝る1時間前はテレビやパソコン・スマフォを見ないようにしましょう!
テレビやパソコン・スマフォのLEDディスプレイには、ブルーライトが多く含まれています。
参照:ブルーライト研究会
ブルーライトは、紫外線に近い強力なエネルギーをもつ光なので、眼の疲労や身体に大きな負担をかけダメージとなってしまいます。
ブルーライトは、見る距離によって受けるダメージも変わり、『スマフォ>パソコン>テレビ』の順でスマフォが一番ダメージが大きくなります
また、ブルーライトには睡眠ホルモンである『メラトニン』の分泌を抑制させる効果があるので、寝る前にスマフォなどの画面を見ることで眠りにくくなります。
私もそうですが、学生や20代の人は、スマフォをいじりながら『眠くなったら寝よー』って習慣になりがちですよね?

だけど、スマフォで目覚ましタイマーのセット・パソコンでメールの確認など寝る前しなきゃいけないことがあるので「画面を見るな!」なんて不可能なのも事実。
そんな時は、市販でも売ってるブルーライトカットのフィルムをスマフォ・パソコンの画面に貼って、少しでも光を軽減させるようにしましょう。
↓下のフィルムは、約90%もブルーライトをカットしてくれるようです

対策③低刺激シャンプーで頭皮マッサージ
男性は、女性に比べ皮脂の量が多く頭皮に脂臭のような、いやーな臭いが発生しますよね?
そのため、刺激が強く洗浄力が高いシャンプーを選びがちです。

しかし、髪に対してはNGで、保湿成分がなく強い洗浄力により余分な皮脂まで洗い流してしまうので、フケが出やすく、皮脂が過剰に分泌するようになってしまいます。
乾燥肌の方であればかゆみが発生、敏感肌の方であれば肌荒れなど肌環境にも悪い影響が出てくる。
なのでシャンプーを選ぶ際は、アミノ酸系成分の『グルタミン酸』『グリシン』が入っているものが頭皮への刺激が少ないので、白髪対策におすすめのシャンプーです。
成分 | 役割 |
グルタミン酸 |
18種類のアミノ酸から構成されるケラチンの中で2番目に多い割合。 グルタミン酸が不足するとケラチンが生成されずらい。 |
グリシン |
血管を拡張させ血行を良くする。 保湿・抗酸化作用もあるので肌の潤いを保ち老化防止も期待できる |
すこし見づらいですが、上の写真のように成分は、パッケージ裏に記載されているので、『グルタミン酸』『グリシン』が入っているものをなるべく選びましょう。
逆に頭皮への刺激が強く洗浄力が高いこちらの成分が入っているものは、さけましょう!
洗浄力が高い成分
- ラウレス硫酸Na / 4カルボン酸Na / 3酢酸Na
- ラウリル硫酸Na / アンモニウム / TEA
- オレイン酸Na
- オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
- スルホコハク酸ラウリル2Na

さすがに全部は覚えきれないので、ラウレス・ラウリル・オレイン・オレフィンがつく名前のものは最低限覚えるようにしましょう!
スルホコハク酸は、そこまで刺激・洗浄力が強くないので覚えられればという程度で。
アミノ酸系の低刺激シャンプーに加えて頭皮マッサージも同時に行うことで、より白髪予防へ効果的にアプローチできます。
頭皮マッサージは、血管を拡張させ血行を良くすることで、スムーズに髪へ栄養を届けやすくします。白髪対策だけでなく、抜け毛予防にも期待できるとされています。
6.まとめ:白髪は老化と乱れた生活習慣で生える!
今回、白髪を抜いたらいけない理由、白髪のメカニズム、原因と対策についてまとめました。
白髪が生える原因は、乱れた食生活・ストレス・睡眠不足という主に生活習慣で生えてくる時期が変わるってことが分かりました。
逆をいえば、その原因にしっかり対処することで、どんどん遅らせ予防できるということもいえます。
白髪が生えてくるタイミングは個人差があるので人によって変わりますが、それは有無を言わさず唐突にやってきます。
『とうとう来たか』と感じる人もいれば、私みたいに『地獄に突き落とされる』ように絶望と感じる人もいるので、そのショックは計り知れません。
- すでに白髪が生えてこれ以上増やしたくない
- 白髪なんて生えさせてたまるか!
と、誰もが敵対する白髪ですが、しっかり白髪のメカニズムを理解することで、白髪予防に備えましょう!
それでは(*‘ω‘ *)