『資産運用』って言葉にみなさん、どんなイメージがありますか?
- 金持ちの人たちが、なんかやってる投資のやつでしょ?
- 将来のためにお金を備える方法だっけ?
- 言葉くらいは聞いたことあるけど、意味は分かってない
- そんな言葉初めて聞いたわw
など、色んな意見があると思います。
資産運用とは、簡単にいってしまうと、
『自分がもっている資産(現金、不動産、株、債券)を貯蓄、投資して資産を増やすこと』


お金が増えるんに越したことはないけど、将来に備えてとかいわれても、そんな先のことなんて想像つかないですよねw
ましてや20代なんて遊びたい年代の全盛期です。給料は、バイトと違ってもらえるお金も増えるので、欲しいものを好きな時に買ったり、友達と遊んだりと、お金をどう使うかって考えてしまうでしょう。
なので、お金の使い方の1つとして、この記事では20代で資産運用をするメリットを解説して『ほったらかしで投資ができる方法』を紹介していくよ!
全て遊ぶお金に使うのではなく、少額でも資産運用にまわすことで将来、お金が足らなくて困るというお金の悩みを無くすことができるはずです。
私も30代半ばに差し掛かっていますが、「なんで20代から資産運用をしなかったのか!もっと早く知りたかったぜ(;´Д`)」って今になって後悔しています。
なので、この記事を見ている方には、20代で資産運用をするメリットをしっかり理解し、ほったらかしの資産運用で少しずつお金を貯めて、将来、よゆうのある生活を一緒に送りましょう(*´ω`*)
それでは早速、見ていきましょう!
この記事の3つのポイント 時間を味方につけることで、時間がお金を生む 資産運用はリスクを抑えるために分散投資が重要 初心者はほったらかし投資がおすすめ!
1.20代で資産運用を始めるメリット
自由に使えるお金が比較的多い20代ですが、資産運用を始める最大のメリットは、「時間を味方につける」ということです



グラフは、複利運用をつかって積立年数に応じた積立金額をシュミレーションしたものです。
具体的には、それぞれ「3万円を40年間の積み立てを条件」とし、金利 0%、3%、5%の3パターンで計算してみました。
金利 0%:1,440万円 金利 3%:2,778万円 金利 5%:4,578万円
仮に20歳で毎月3万円を大手銀行に40年間積み立て預金しても、①のようにおよそ1,440万円しか貯まりません(ほとんどの銀行預金はこのパターン)
しかし、『複利運用※』を使えば同じ時期、同じ金額、年数を運用したとしても、②③のように積み立て金額にかなりの差が出るのが分かりますよね。

メモ
※複利運用とは、運用で得た収益を投資することで、利子が利子を生んでふくらんでいく効果のこと。

複利運用のからくりを簡単に説明すると、
例えば、100万円を金利3%で運用したとします。この場合、金利が3%なので1年後には103万円になるのは分かりますよね。
3万円というのは、もともとの100万円という元金についた利子です。複利運用は、3万円の利子を含んだ103万円をふたたび運用することで、2年後には、106万900円となるわけです。
利子の計算
- 1年後は、3万円
- 2年後は、3万900円
となり、利子を投資することで資産がどんどん増えていくので、複利は雪だるまに例えられることが多い。
長期で定期的に毎月積み立てることが資産運用でかかせないポイントです。30代になると多くの方が、結婚や出産、マイホーム購入や子供の教育費といった人生の中での大きな出費にぶつかり、積み立てできない月も出てくるかもしれません。
なので、自由に使えるお金が比較的多い20代こそ、最大のメリットである「時間を味方につけて」資産運用を始めるべきだと思っています。
2.実は20代の5人に1人が投資をしている現状
20代のうちは、将来に備え投資をして資産運用をするという考えは、なかなか難しいですよね。
しかし、20代でも5人に1人は、投資を始めているという事実があるのを受け止めてほしい。
引用:金融庁「若年層を中心とした個人による投資の現状と NISA の利用促進に向けた課題 に関する調査」報告書
上のグラフは、金融庁が調査機関へ委託し、性別・年代別に投資の現状について調査した結果です。
この調査結果で分かることは、「20代男性の投資経験者が21.9%なので、5人に1人は投資をしている」ということ。
20代女性に関しては、8.7%と投資経験者は少ないが、「30代になれば倍近くの16.2%になるので、およそ6人に1人が投資をしたことがある」という結果になっています。
男性 | 女性 | |
20代 | 21.9% | 8.7% |
30代 | 41.2% | 16.2% |


3.ほったらかし投資がおすすめな3つの理由


ほったらかし投資がおすすめな3つの理由
そもそもほったらかし投資というのは、
『自分でほぼ何もすることなく自動で株や債券などを取引してくれる投資』で、自動で資産運用もできちゃいます。
仕事で疲れて時間が取れないサラリーマンにとっては便利なほったらかし投資。おすすめする一番の理由は、「銀行にお金を預けてても資産はほぼ増えない」という背景があるからです。
上のグラフは、普通預金の銀行の金利を推移したものですが、グラフから分かる通り、およそ20年前の1990年代までは、銀行にお金を預けるだけで年間3.5%近く増えていく時代でした。
しかし、経済成長の停滞により低金利化が進み、2019年の今となっては銀行の金利は0.001%です。100万円を1年間預けてもたったの10円しか増えない時代です。
銀行にお金を預けるというのは、私たちサラリーマンにとっては資産を増やす目的ではなく、「ただお金を管理する口座」でしかなくなってきているのが現状です。
じゃ、資産を増やすために、なにか投資を始めなきゃ!って考えもありますが、投資の勉強はもちろんですが、経験とそれなりの時間をかけないと失敗して、『自分には投資はむりなのか(;_;)』で終わってしまう可能性が高いのです。
なので、投資を始めるには簡単で効率良く、しかも少額でスタートできる「ほったらかし投資」で資産運用を始めるのがおすすめです。
4.資産運用におすすめのほったらかし投資方法
では、資産運用におすすめのほったらかし投資方法について4つ紹介していきます。
4-1.全自動のほったらかし投資「ロボアドバイザー」
ロボアドバイザーの特徴 少額から資産運用ができる AIが代行して自動で資産運用をしてくれる 分散投資によりリスクが少ない
投資があまり興味ない方でも「ロボアドバイザー」という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか?
ここ最近で話題になっているロボアドバイザーですが、その正体は、『金融アルゴリズムによって世界水準の資産運用を自動化できる投資サービス』のことです。
いってみれば、自分の代わりにプロの投資家がAIとなって、資産運用をしてくれるということ。
ロボアドバイザーを使った有名なサービスとして、ウェルスナビやTHEO(テオ)
があります。
ここ最近でロボアドバイザーを使ったサービスが増えてきましたが、初めて資産運用でロボアドバイザーを利用してみるという方は、ウェルスナビやTHEO(テオ)を選んでおけば間違いありません。
<ロボアドバイザー比較>
ウェルスナビ |
THEO(テオ) |
FOLIO | 楽ラップ | マネラップ | クロエ | |
手数料 | 1%※ | 0.65~1% | 1% | 0.99% | 1% | 0.88% |
長期割引 | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
DeTAX制度 | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
期待利回り | 6.0% | 6.0% | 5.0% | 2.0~4.0% | 3.0% | 2.0% |
使いやすさ |
※DeTAX制度とは?
税負担の最適化を自動で行う機能。具体的には、売却によって出る利益に税負担が生じますが、税負担を翌年以降に繰り延べることで、運用できる資産が増えるということ。

4-2.高い利回りに期待できる「ソーシャルレンディング」
ソーシャルレンディングの特徴
平均8%と高い利回りが期待できる
少額投資(1万円)が可能
価格変動がないため、手間がかからない
能力や経験での差が出にくい
ソーシャルレンディングは、聞いたことあるけど内容までは分かっていないという方も多いのではないでしょうか?
ざっくり説明すると、
「投資家から資金を集めて借り手に融資することで、投資家には利息である分配金が付いて資金が返ってくる」という内容です。

下のグラフは、クラウドポートが調査した「国内ソーシャルレンディング市場規模」だが年々、調達額の規模が拡大し、ソーシャルレンディングの需要が増えてきているのが分かります。
そして2018年以降も成長を続けていると予測されている。
ソーシャルレンディングの中では、顧客満足度№1のクラウドバンク が有名で人気もあります。
下のグラフは、クラウドバンクのサービス開始からの利用実績の推移だが、ここ数年で応募額が右肩上がりで増えていることが分かる。
利用実績が増えているということは、
お金を増やしたいという投資家にもしっかりメリットがある
安心して資産運用が行える信頼性がある
という証拠にもなります。
ソーシャルレンディングでは、「運用期間」というものがあり、一度投資した資金は運用が終了するまで引き出しができません。なので、サービスを行っている事業者の信頼性が高いという部分はとても重要なポイントになります。

\顧客満足度№1 1万円から始める資産運用/
4-3.積極的に運用するなら「FX自動売買」
FX自動売買の特徴
感情に左右されることはない
常にチャートを見なくて良い
テクニカル分析をする必要がない
驚異的なリターンが魅力(利益率70%越えのサービスも存在)
『FX』って聞くと、怖いとかリスクが高いってイメージがないでしょうか?
それは、リスクが高いのは普通のFX取引(裁量トレード)の話です。FX取引は、かなりの金額を儲けられる反面、損失もでかいので、ギャンブルと捉えてしまう方もいるということ。
しかも、FX取引では、常にチャートを見てテクニカル分析を行い戦略を立てて挑むことがほとんどです。さらに、自身の感情によっても左右されるので、初心者が始めるにはリスキーな投資です。
しかし、FX自動売買では、FX取引と違って長期で資産を増やすための資産運用なので、大損をこくということはほぼありません。
最初に売買のルールを設定しておけばシステムが自動で取引をして、効率良く利益を生み出してくれます。
勝つための知識と経験が必要な取引を自動で行ってくれるので、FX自動売買は、投資の初心者でも手軽に始めることができ、資産を増やせるツールです。
FX自動売買を始めるなら、トライオートFXやトラリピが初心者におすすめです。
トライオートFX | トラリピ | ループイフダン | |
通貨ペア | 17ペア | 12ペア | 14ペア |
注文設定 | ◎ | 〇 | △ |
手数料 | 20円 | 無料 | 無料 |
スプレッド | 0.3銭 | 3銭 | 1銭 |
キャンペーン |
最大50,000円 キャッシュバック |
Amazonギフト券1,000円分 +20,000ポイント |
30,000円 キャッシュバック |
4-4.ハイリターンを狙うなら「仮想通貨」
仮想通貨の特徴
少額(1,000円程度)でも投資できる
通貨の価値が何十倍にもなる可能性がある
億り人(資産が億を超えている人)も狙える
実用面では、まだまだこれからの市場
言葉くらいは聞いたことあるけど『仮想通貨ってなんなん?』という方に簡単に説明すると、
仮想通貨とは? 実体をもたない通貨(インターネット上の通貨)で手数料が安く、送金スピードがズバ抜けて早いという特徴がある。ここ2~3年でようやく認知されるようにはなったが、まだまだ普及しているとはいえない市場。しかし、決済手段として認められ実用されれば、価値は何倍にも膨れ上がるほどの将来性を秘めている通貨のこと。
ちなみに、最近では「暗号資産」とも呼ばれているが、政府が改称しただけなので、『仮想通貨=暗号資産』という認識で問題ないです。
では何故、仮想通貨が億り人になれる可能性があるのか気になりますよね?まずはこちらのグラフを見てください。
引用:CoinMarketCap
このグラフは、私も保有しているXRP-リップル(アルトコインの1つ)の2017年1月~2018年1月の価格推移です。
当時の価格を見ると、
【2018年1月】:約254円
となっており、XRPの価格が317倍も跳ね上がっているのです!
仮に2017年1月に10万円のXRPを買っていたら、10万円が3,170万になるという高騰っぷり(;´Д`)
50万円買ってたら普通に億ってますよねwww
現状は、投機目的(不確実だが短期間で利益を得ること)でとらえられている仮想通貨だが、決済手段の1つとして実用化も進めば当然、通貨の価値が高くなる可能性は上がります。
この記事を書いている時点(2019年12月)で、XRPは24円前後なので、2018年1月時点の1/10程度の価値しかありません。
逆にいえば、株や仕入れで利益を出すための鉄則でもある「安く買って、高く売る」が当てはまり、価格が高騰する前の今が買い時であるともいえます。
億り人になって、つらいサラリーマン生活を抜け出し、将来ウハウハな生活をしたいという方は、仮想通貨を購入しておきましょう(個人的なオススメはXRPです!)
仮想通貨を購入できる取引所はいくつか存在しますが、オススメするXRPはこちらの爆上がりしてからじゃ億り人になれないよ?!リップルはここで買え!で解説していますので、参考にどうぞ(゜-゜)
続きを見る
爆上がりしてからじゃ億り人になれないよ?!リップルはここで買え!
最初にふれたように仮想通貨は、実体をもたない通貨でいわばデータのようなものです。データが流失したり盗まれたりしたら、せっかく購入したのにただただ無駄な損失になってしまいます。
なのでここでは、取引所を選ぶ際の判断材料を簡単に比較しました。
取引所選びの判断材料
取引や入出金などの手数料
サイトやアプリの使いやすいさ
信頼できるかのセキュリティ
<取引所比較>
DMM Bitcoin | GMOコイン | |||
取扱通貨 | 11種類 | 6種類 | 7種類 | 7種類 |
手数料 | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 |
使いやすさ | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 |
セキュリティ | ◎ | 〇 | ◎ | 〇 |
おすすめ度 |
コインチェックは、取扱通貨が11種類と国内最多で、初心者にも使いやすい簡単操作が魅力の人気の取引所です。仮想通貨アプリは、累計230万ダウンロードされており日本一となっています。
取引所としての信頼性に関しては、東証一部上場のマネックスグループの傘下であり、3つのセキュリティによってデータ管理されています。
3つのセキュリティ
- コールドウォレット※
- システム管理
- 2段階認証
※コールドウォレットとは?
インターネットから切り離されたオフライン状態で管理することで、ハッキングされることなく資産を保管できるセキュリティの高い保管方法のこと。
\徹底したセキュリティと使いやすさ№1/
5.資産運用を続けるなら、分散投資が鉄則!
ここまで資産運用におすすめの4つのほったらかし投資について紹介させて頂きましたが、どれか1つを決めて始めるという必要はありません。
むしろ、少額でも良いので色んな投資を始めることをおすすめします。
色んな投資で知識を身につけて、経験を積むというのも重要です。しかし、資産運用の本質として意識しなければならないのは、『長期』『積立』の他に『分散』がかかせません。
『すべての卵を1つのカゴに盛るな』
「えっ、いきなりなに!?」って思うか知れませんが、これは資産運用を始める上で重要な格言の1つですが、聞いたことはないでしょうか?
この意味というのは、卵を一つの入れ物に入れておくと、落としたときにすべての卵が割れてしまうことに例えています。同時に分散投資がいかに大切であるかが分かる格言です。
この格言をふまえて、投資を分散することで、低リスクな資産運用を行うことができます。